熊本県の南部、人吉球磨地区で、農業と福祉の連携を指す「農福連携」を掲げて有機栽培に取り組むモエ・アグリファームさん。
ここでは、農業分野での活躍を通して障がいのある方々に自信や生きがいを抱いてもらい、社会参加をしてもらうことを目的に自社農園での農産品生産と販売を行っています。
手法は有機JAS法にのっとった有機栽培で、人体に悪影響を及ぼすとされる薬品などは使用せず、人の手により作られています。
また、農村体験の受け入れも行うことで、農業の多面的な価値を創造し伝えていく役割も果たしています。
「障がいを持つ人々が懸命に作ったお野菜は美味しさもひとしお」と太鼓判を押されるのがモエ・アグリファームさんのお野菜です。
熊本県の人吉球磨地区は盆地のため、冬は寒さが厳しく夏はとても暑い厳しい環境です。また、雨量も多く、時期によっては台風もよく通過するため、暴風に耐えられる頑丈なハウスを導入しています。
ただし、冬の寒さや夏の暑さは農作物にとっては独特の甘さやうまみをたくわえられる場所です。ハウスでは小さめの葉物野菜や果実系のお野菜を中心に、露地では大玉の白菜やキャベツなどを育てています。
モエ・アグリファームさんが使っている堆肥は自家発酵の有機質堆肥です。ぼかし肥料や米ぬか、伐採した樹木の皮を粉砕・発酵させたバーク堆肥などを自社で混ぜ込み、発酵させています。土壌分析結果や作物に合わせた施肥を行い、土壌中で協働してくれる微生物を多く残せるよう細やかな調整がなされています。
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